彩り鮮やか

これはブルーハワイゼリーとトロピカルゼリー。
ヨーグルトベースのムース、レモンベースゼリーなどなどどれもこれも
私が好きな味なので、結局ひとりで4個も食べてしまった。
無添加なので暑いととろけちゃう、とのことで、時間差で出していただきました。

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色とりどり

どっぷりと疲れたからだにムチをうち、うす汚れた顔に目もくれずに向かったは
甲斐さんの「甘いノスタルジア」展、7月の頭のこと。

ゼリーの家のゼリーを食べにきたのだ。
どれもこれもうんまくて、ぷるぷるで、小さい頃お母さんが作ってくれていたゼリーを思い出した。

甲斐さんの丁寧な接客、ゼリーを知り尽くしてるからこそのワンポイントアドバイス
素敵だったしおかげさまでゼリーも数倍おいしく、ごちそうさまでした。



この日はとっても暑かったのだけど扇風機とおみせの前の広場からの心地良い風が
すっかり暑さを忘れさせてくれたのだった。

器熱はじわじわと復活


ある方が紹介していたこのカップ
震災の影響でなかなか手に入りずらくなっていたのだけど、
大阪でお気に入りの一品を持ち帰ることが出来た。
釉薬と手書きの模様の書かれた器は初めて。益子の窯へ行ってみたいな。


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旭川のやきもの市で出会ったのが初めてだった馬渡さん。
土がしっかり感じられる飯碗がお気に入り。
もうずいぶんと前だけどその馬渡さんの個展がこちらであった。
数年前までは馬渡さんのお名前をそこでしか聞いたことがなかったし
若手さん、とイメージだったのだけど、東京で個展!と聞いて
行かない理由がない!とのことで行ってきた。
相変わらずの土のぬくもりが感じられる刷毛目の器たちがびっしりと。
お手頃な価格なのもとても良心的。
手に入れた片口のおおきな器には何のお料理が似合うかなー。

環八


環八。

まだ20歳になったばかりの頃、あるフリーペーパー
に搭載されていた人つながりで憧れの画家さんがいた。
絵はもちろんだけど、彼の綴る日記を読むのが好きだった。
お会いしたことはないけれど、人柄が容易に想像出来るような
そんな丁寧で情景豊な文章を書く人である。

ある日、古いフィアットに乗って環八を走っていたら、、
という記事を読んでまだハタチそこそこの北海道のど田舎に住む私は
「東京=フィアットに乗る画家が走る環八」
フィアットに乗る画家を想像し、東京の環八通りにさらに憧れるのであった。


上京して一番にしたいこと。
それは、環八通りを車で走ること、と、北海道時代にお世話になっていた西荻にある
cdショップに行くこと。



幸い、環八通りは我が家から近いところを走っていてどこかに行くときに
使う通りなもんで、すぐに念願叶った。
朝、昼、夜、とどの時間を通ってもなんだか感傷的になりその画家を思い出しては
私もずいぶん遠くに来たもんだ、としみじみと車を走らせるのである。



その環八を通ってあるいは環七を通って吉祥寺に行き朝一番でダンディゾンのパンを
頬張りながらいつものショップ巡り。ついで西荻に向かいお気に入りのcdショップに
行き、器屋さんに行くのが定着しつつある。
電車で乗り継ぎ中央線沿いをお散歩するのも楽しいのだけど我が家からは環八を通り
あの画家に思いを馳せながらのドライブはなかなか病み付きになるものなのである。

色々


7月8日に近畿地方で梅雨明け。翌日に関東地方も梅雨明け。

今年も同様にアッという間に終わった梅雨だった。雨の日が本当に少なかったと思う。



フィルムが数本たまり早くも数ヶ月が過ぎてようやく日記を書くことが出来た。
あんなことこんなこと日々思うことがあって、書き留めたい気持ちも想いもあったのだけど、
相変わらず東京での生活はアッというまに流れていく。よどみもせき止めされることもあるのに
気づけば、さらーっと流れている、という感覚。
難しいことも辛いことも和三盆が口の中でとろけるようにふわぁと甘い後味だけを残してなくなって
しまえばどんなに幸せだろうか。または、ロシアチョコを食べたときのように想像してないようで
想像していたようなあの瞬間の幸せが簡単に手に入れられたら人生乾杯、だ。
なんでかそういうときはいつもちょっと難しい本を手に取ってみるも長くは続かず窓辺に置かれたまま。
もう少しゆっくりと過ごしたい。


北海道で生活していたときに良く通っていた本屋がなくなったと聞いた。
喫茶室の店主とその本屋の葉書について熱く語ったのを思い出した。帰りにその本屋にいったときのことを思い出した。
北海道の風景を思い出した。
閉店までいた隣町のカフェからの帰り道。坂をのぼりきると太陽がたった今落ちた時間。
その坂を下るともうそこは真っ暗で左折すると連なる車のライトがカーブに沿って流れてくる。
心はそのままなのに一瞬にして変わる目の前の風景。そんな現実的で非現実的な感覚のその時間にその道を走るのが好きだった。
あるいは。夕刻時に行く丘が好きだった。
目をつぶらなくともあの日のあの光景あの気持ちが思い出される。


北海道と本屋にまつわる出来事、色々。
東京とお菓子にまつわる出来事、色々。

こーけーし


DOのこけし展へ行ってきた。

幼い頃に富士山の麓のお土産屋さんで手に入れたこけしはんこが私の人生初のこけし
キーホルダーになっていたそのこけし、どこにいったのだろうか。

今、手元にあるのは友人が送ってくれたこけしレターに去年仙台で手に入れたもの。
いつか東北のこけし消印周りをしたい、と思っている。