着実に地球は周っている

確実に地球は周っている。



そして、過去は過去でしかないのである。




今年のこの日の月は、というと、見事な下弦の三日月で

宵の遅い時間、私たちが見上げた空には少しの欠片もなく

もう見ることが出来なくなっていた。

そんな中、ふたりで月についてお話をした。




夜が明けると彼が住む町は雪に覆われ、私の住む町は雪はないけれども
どんより曇り寒い1日だった。