春の風、にはまだとおい
強風で舞った雪が頬に刺す、痛みをこらえながら、えいや、と山奥まで
滝をみにいきました
厳冬期に比べ、少し溶けています、とのことでしたが、
厳かな氷柱を見上げて、
すげーーー
綺麗
と、ついつい大きな声をあげてしまいました
さほど大きな滝ではございませんが、
夏には垂直に勢いよく流れる水が、ごごごおぉぉと
ふとーく、ながーく凍っているのです
よくみるとツララが幾重にも重なりあってエメナルドグリーンやら
水色、の光をはなっています
耳を近づけると、ちょろちょろ、さらさら、と奥のほうから
水が流れる音が聞こえます
いっぽずつ春に近づいているのですね
自然の作り出す芸術作品は、
ピカソやらダリやらレオナール・フジタやら
偉大と言われる芸術家のそれよりも、
簡単に素直に心を奪われる、ような気がします
(もちろん前出の方々の作品も素晴らしいですが)
単純脳細胞のわたしには、1番おすすめな、自然アート
寒い中のトレッキングでしたがこれもまた北海道生活の良い思い出
となりました
オジロワシの勇敢な舞いには、しばしみとれました