キャンプ






今日は待ちに待ったふたりキャンプ。

日頃の行いが悪いのか、今日に限って大雨予報。
私はキャンプを諦めていたのだけど、どうしてもキャンプをしたい
という彼は、天幕→バンガローと納得の提案をしてくれ、私はその案を迷う
ことなく受け入れた。

そのため急遽場所を変更したのだけど、選んだ場所は最高に良い場所だった。


朝一番で東京に着いた彼を駅まで迎えにいき、そのまま
今回の旅の目的地、富士山の麓にある田貫湖に向かった。


予報がこのまま覆されたらいいのに、という曇り空だったのだけど、
みるみるうちに雨雲はあつくなり、東京タワーが見える高速乗り場に
着いた頃にはワイパー最速にも関わらず前が見えないくらいの
大雨になったのでした。


ふたりしておやつを食べたりお話したりきゃっきゃっしながらの
ドライブは本当に久しぶりで、それだけでも大満足。


途中スーパーによって夕飯の食材などなどを手に入れ、無事にバンガローに
着いたときは、名物の富士山はひとつも見えず。
それでも、独立峰だし、と雲がはけることを祈りつつバンガローで
のんびりな時間を過ごす。


おなかがぺこりだったので、まずは飯ごう炊飯で米を炊き彼が
北海道からはるばる持って来てくれたカレーを食べる。
この旅の前日まで出張で道内を駆け回っていた、というのに、私が
大好きな帯広のカレーを買って冷凍して持って来てくれたのだ。
出張の間、持参した鍋と共にいたのかと思うと思わず笑ってしまう。


腹ごしらえをしたあとは、読書をしたり切手をみたりお話したりして
過ごす。
エアマットとシュラフがたまらなく居心地がよい。

激しくうちつける雨音も、とっても気持ちの良い音で、彼がいれば
なんでも楽しくなる、と改めて思う。


炭を起こして食べた焼肉も富士桜高原ビールもうんまくて、
おなか一杯のあとはろうそくの灯りにまったりとしながら
はしゃぎすぎて寝不足だったふたりは気づいたら寝落ち。


朝起きてすぐに富士山を見えるとうっすら裾野が見えるだけ。
とりあえずお月見団子用のお団子を食べて帰る支度を。

そうこうしてたら、雨もすっかりあがり、見事な富士山が顔を出した。
ご立派ーー!!
富士五湖ではないけれど、こんなに綺麗に富士山が見えるなんて
とっても良い場所。


少々季節外れ、豪雨予報、のためかお客さんも少なく、自然豊かな中
のんびり静かに過ごせたこと、本当に良かった。
今度は湖畔にあるテントサイトでキャンプが出来たらいいな。