九月になった



もはや、九月。


じりじりと日差しが照りつける昼間。
それでも夜は涼しくなって、格段に過ごしやすい。
といっても、最低27度とかだけど。

日暮れ時間も早くなって、6時過ぎにはもう暗い。
秋を迎えようとしているのは、確かである。
そろそろ百日紅も終わり、金木犀が花を咲かせるのだろうか。


北海道ではこの時期、日暮れとともに秋の匂いがする。
ので、そんな空気を吸って、心の中も体の中も秋色になるの。
西に向かって帰り道があったあの頃、夕陽をみながらそんな四季の
匂いを感じながら帰ったことがとても懐かしい。

そんな通勤路を感傷的になって歩くこともあったのだけど、205号室に
電気がついていると、なんとなく心がホッとした日、
相変わらずそんな日々に思いを馳せながら過ごしている。


生きている限り、なんとしても日々は過ぎてゆく。


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公開されたばかりの映画、おまけがつくというので1000円だし、
行こうかなぁと思ってみたけど、なにもそんなに急いでみることも
ないな、と考え改め久々に朝寝坊を企て、時計の針が12時をさす頃に
むっくり起きた。
お布団を干して、抱き枕を干して、畳を掃いて、
さーて、撮りためていた写真をパソコンに取り込もう!!、としたときに、
事件はおきました。
むむむむむむー、まったくついていない。


そんなわけで、パソコンから離れ、
お手紙を書いたり、昔彼と文通していた手紙をひっぱりだして
甘い思い出だなってにやにやしたり、照れたり、ごろごろしたりして
そんなことをして一日過ごす。


ラジオからckbのセプテンバーが流れる、もうこれ聞いたの
何回目だろう。
防災の日にちなんだ企画もどこの放送局もこぞって、だった。


なんてうだうだとしてて気づいたときには
今日一日サラダを少し、とお豆腐しか食べていないことに気づき、
慌てて雑多な机にうもれかけていたバウムクーヘンを頬張る。
こういう駄目なとこ直していかなくては、いつもそう、何かに夢中に
なると食べることを忘れる。
丁寧に暮らす、の基本です。



8月から毎週水曜日を楽しみにしている。
今日も、水曜日。

9月1日、水曜日、晴れ。   うん、なんだかとても気分がい。



時間がくるまで涼しくなった夜道を散歩してこよう。




そんな散歩、ぬれた髪の毛を乾かすため、とは、
水曜日、少々うかれているためか。