ふらりふたり旅





ひとり旅を企てている友人と時を同じくして関西にいる、ということで急遽決まった
京都へのふたり旅。
イノダコーヒー、ポルタ店に朝8:30に待ち合わせ。
なーのーにー、起きたら7:18。何はともあれとりあえず出発!と急いで電車に乗り込む。
なんとか9:00には到着し、深々と謝罪。
京都は盆地故、早朝の朝はとっても寒く、寝坊!という事実にビカンビカンに目が覚めた上に
京都のあまりの寒さに更に目が覚める。


イノダにてモーニングを食べた友人のあまりの優雅さに突っ込む間もなく、今日の予定を適当に決める。
彼女はいきあたりばったりの寺巡り、私は包丁と花鋏と恵文社、とそんなゆるい具合でいざ出発!


てくてくと歩きながら日頃の色んなことを話し、なんだか京都にいる感じしないねーて
言ってたんだけど、ちょいちょい京都に触れる。
彼女は分からない事は通行人、店の人に率先して聞きにいくわけだけど、そこで聞く京都弁の気持ちよさ、
老舗のお菓子屋さん、金閣寺銀閣寺て記された看板類、散歩しているおばさま、鴨川。
そうこうしてたら下鴨神社にたどり着いた。
境内を抜け、現れたこの広い広い参道!
終わりかけている、といえどもこのフォトジェニックな紅く染まった木々に落ち葉たち。
ここにきてようやく、京都にいる実感がわく二人なのでした。

二年、三年坂でちょこちょこおつまみしながら清水の舞台も計算したかの如くマジックアワーにたどり着く。



日本って、いい。旅っていい。
って改めて思った一日。