まんが


こちらにきて眼鏡を作ったときに、乱視が出ていますね、と
指摘されたけど、これくらいだったら気にしなくてもよいですよ、
といわれ、乱視抜きの眼鏡にした。


家にいるときは前の眼鏡をかけているのだけど、最近格段と右目の
見えが悪くて、
手に入れた眼鏡との矯正力の差故のものか、乱視が強くなったのか、
とても不安に感じている。

高いお金を出して眼鏡やコンタクトを購入していることを考えると
やっぱりレーシックが妥当なのだろうか。

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私は、漫画禁止で育った。
それを苦にも感じず、外で探検隊をしたり、秘密基地を作ったり、虫をつかまえたり木に登ったり、と
断然外遊び好きの鍵っこのおてんば娘だった。
私の母はかなりの教育母さん(ママとは言えない恐ろしさ)で
常に勉強しろ勉強しろと言っていたのだけど、夏休みの
宿題に関しては私にはあきらめたのか、チェックが入らなくなった。
なので、
夏休みの友なんて完璧で出したことはないし、
自由作品もじいちゃんが作った木工作品だったり、
(それで賞をもらい飾られたけど)
今だから言えるけど、
読書感想文なんか小学6年間のうち一度も出したことがない。
本を読むより、全力で外で遊ぶほうが私には楽しかったのだ。


姉は正反対の性格で、めがねをかけて趣味は読書と絵描き。
活字中毒で辞書から辞典から小説から漫画から、起きているときは
何か文字を読んでいる、という具合だ。
ので、姉の書棚に友人から借りた漫画がこっそり隠されていたことを、妹の私だけ、知っていた。

それに、受験勉強の合間に漫画の絵や少女漫画の絵をこっそりと書いてくれることを、
絵をかけない私はいつも楽しみにしていた。


そんなわけで、恥ずかしいことに大学生になって、読書の楽しさを身につけ、
今まで読んだ少女漫画は天使なんかじゃない、くらい。
漫画に関してはまだその魅力を感じていない。


私の身の回りには漫画が大好きな友人が多数いて、夫婦で過ごす
休日は漫画喫茶、とか、漫画から教わることは幾多もある、とか
ドラマより原作の漫画!と、いつも熱弁振るわれる。


今日、職場の同僚から、何の前触れもなく
「漫画喫茶のバーバージョンなんてあったら良いと思いませんか?」
とふられた。

えーーと、何と答えましょうか。

正直に、
「お酒飲みながらより、ゴロゴロしながらのがいんじゃないですか」
と、
返してみたけど、彼は色々と想像の中のその「漫画バー」を
熱弁する。


辟易し、しらーっとそのまま逃げた。致し方ない。


それでも、最近私は漫画喫茶に行きたい、とすこーしだけ
思っている。
理由は、友人おすすめの「岳」と「ホタルのヒカリ」「ハチミツとクローバー
(ほかにも色々と言っていたなぁ)を
飲み放題のジュースとともにゴロゴロと読んでみたいから。