korea








韓国にて楽しみにしていた吉岡氏の個展。
デザイン界の詩人と言われる氏の作品を、生で初めて見て大感動。



日々、ありとあるゆる情報を見て、聞いて、体験して、
自分の深ーーいところに蓄積されていくことを感じるのだが、
諸々のアートに対して抱く感情の成長ぶりには、
自分自身いささか驚きを感じている。


日々を重ねて、年齢を重ねることに少し肯定的になりつつある最近であるが、
今回の経験では特にそれを感じた。


加えて、吉岡氏に引き込まれたのは、自然への強い憧れを象徴するアートたち
だからなのだろうか。




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幼き頃に訪れた韓国は、今になってはお肉がおいしかったことくらいにしか
覚えていなかった。


出発時に母がかつて私が抱いた感想を話してくれた。

「あんたハングル文字で酔った、道が広かった、そればっかりやったよ」
とのこと。


約20年ぶりに訪れた韓国は、予想していた国とは違って、とくにこのチョンダムという
街には、スタイルがよく美しい女性やおしゃれな男性が行き交っていて、清らかな風が
ふいていた。


同じく道路は車線が多く、ミョンドンあたりはハングル文字のイオンが煌々と
騒がしい街であったのだけど。