月夜を求めて

いまの我が家からは、星空も満月時のあの明るい月夜も
体験出来ない。
目に見えるものはネオン、ネオン、ネオン、人、人、人。


体の不調を訴えると、彼は、東京に越したからじゃないか、という。

あながちそれも否定できないかも。



というわけで、満月の今宵、月光に照らされよう、と車を走らせて埠頭まで。
ドライブにはかなりもの足りないくらい、なのだけど、久々の車の運転で少し気が晴れたりも。


うわーー、と輝く満月を見たのはいいが、黒々とした白波たつ海を
みてると、恐怖すら感じ、すぐに引き返す。


美しいものをみても、美しいと感じられない今は、行くべきじゃなかったのかも。


早く、癒しの場を探さなくては。