春風にゆられながら

昼と夜の長さが同じ1日 春分の日





「日が長くなったねぇ」

そんな会話をしながら
ゆっくりと話す



毎日がたんたんと流れて、
季節はめまぐるしく変化する


それでも、ゆっくりと雲は流れ、

      ゆっくりと風はふき、

      ゆっくりとあの人は話す




そして、 ふんわりとしたあの人の笑顔に

     ふんわり香る珈琲の香り




言い訳だらけを作って
流れたら流れっぱなしだ




気付いたら、

私だけ

     
うかれてどこかに飛ばされていた



春風はゆらりとふんわりと

ゆっくりゆっくり流れているというのに