満月のゆくえ

宇宙飛行士が大好きです。

詳しいことはよくわからないんだけれども。

向井千秋の夫である向井万起男の本を読みまくった数年前から
恋に落ちてます。
宇宙飛行士と、万起男ちゃんに。



大昔、友達の弟がNASAで働くと言ってた。
それを期待して私の友と私は今でもNASAの宇宙飛行士との
合コンを夢見ている。



ゴロゴロ正月になった元旦。
年始に、と、集めてたDVD。
そして、興味が沸くNHKの特別番組。

珍しくテレビに釘付けです。



 グッモーニング、ディスカバリー


宇宙の1日が始まる wake up call というのがあるのをご存知ですか?
ヒューストンから宇宙に向かって流れる目覚めの一曲、というわけですが、
それを題材にしたハイビジョン番組を見て、心に強く響くものがあった。


14型のaiwaのテレビというのが、悲しくなるくらい。
それでも、画面に映し出された、地球(ザ・ブルーマーブル)、地球を守る青白い大気、太陽に照らされると
燃えるように赤くなる地球の表面、月、宇宙飛行士、ロケット...は、


美しいの一言に尽きる。

ブルー・マーブル



爆破したコロンビア号に乗っていたイスラエル初の宇宙飛行士ラモンが
wake up call で流れた「imagine」をイスラエルの言葉に訳す。
私が大好きなジョンレノンのimagine。

彼は宇宙から地球をみて、生まれ変わった、それが地上で
伝えられなかったのが残念だったと妻がいっていた。
地上まで15分というわずかな時間の中で彼の命はなくなった。
宇宙から妻に送られたメールに「明日会えるね」と綴っていたはずなのに。



アポロ17号の宇宙飛行士が撮影した地球、ザ・ブルーマーブルと呼ばれる
漆黒の宇宙に浮かぶそれは
本当に美しく、そこに生きている私は奇跡的で、それでいて
すごく素晴らしいことなんだと思った。



911のNYでの大悲劇を宇宙から見ていたフランク博士。
彼が

「私たちは心から地球を守らなければならない」

といった。



その通り。

彼に深く感銘をうけた。





wake up call に使われた曲はどれも地球を賛美し、
そして、守っていきたい、平和であってほしい、前に進もう、
といったポジティブテーマのものばかりだ。
家族が送るものや宇宙飛行士のリクエストらしいが、
紹介されたいくつかの曲を聞いただけでも、
宇宙飛行士のセンスの良さに顔がほころぶ。




宇宙飛行士にしかできない、  宇宙からのおもい  をもっともっともっと
聞いていたいと思った、


家族の存在、友達の存在、大切な人の存在、今の自分の存在、を
改めて想った、



2008年初の夜更かしでの出来事。